平凡マン@天津駐在

個人的な日記。2016/1〜中国天津市駐在。

嫁さんと喧嘩しないため

僕は結婚して5年ほど経つのですが、いまだに1~2週間に1回くらい、喧嘩します。たいていの場合、原因は、家事の押し付け合い。

僕の視点でいえば、なんだか僕ばっかり家事をやっている気がする。昼食の準備をして、子供に食べさせて、子供の食い散らかした後始末をして、洗い物をして、おむつを替えて、歯磨きをして、昼寝させる。「全部俺」状態。そんな折、嫁がソファでぼけーっとiPhoneを触っているのを見ると、「いやいや、働けよ」的な感じになるわけです。でも嫁いわく「休日くらいゆっくりさせて。」とか「いや今日は料理したから、あとはアンタの仕事」とか。いや、僕だって平日フルタイムで働いてますけど・・・あなた専業主婦ですやん・・・専業主婦はフルタイムの仕事より負荷が必ずしも少ないとは言わないけど・・・もごもご・・・

 

あ、今日は別に嫁の悪口を書きたいわけじゃないです。

 

話が変わりますが、僕の職場に、うつ病で一時的に休職して、その後復帰した人が居ます。いま、その人には業務が与えられておらず、常時暇をしています。フレックス職場のため出社時間は好き勝手で、業務時間中はツイッターやニコ動ざんまい。昼休み中に昼寝をすれば大きないびきをかき、昼休みが終わっても構わず寝ていることもあります。なお、この状態とうつ病の因果関係は不明です。どうも、復職後に上司と業務内容についてトラブって会社側が上手に扱えない状態が今まで続いているようですが、当時僕はまだ入社していなかったため、これらの話は、職場の方から聞いて知ったにすぎません。

で、その人は、周りから「遊んで給料がもらえていいね」と、よく陰で言われています。まぁ、上の話だけを見れば、多くの人はそう思うでしょう。うつ病の辛さ、復職後の精神状態のコントロール、その後「業務を与えてもらえない」状況が続くストレスなど、おそらく一般的には経験し得ないために、全く想像できないんじゃないかな、と思います。(その人が恐縮するどころか開き直ってるのが、一番大きい気もするけど)

 

休日に家事の大部分を夫にやらせる(^^;)専業主婦と、業務中遊び倒す元うつ病の社員。たいていの人は「うらやましい」と思うのではないでしょうか。もし身近にこういう人がいたらば「自分はこんなにつらい思いをして生きているのに、なんでアイツは楽をしているんだ、卑怯だ」と、恨みさえ、するのでは。

 

少なくとも僕はそう思い至って、嫁と喧嘩するわけです。その後、頭を冷やしながら、次のように自戒します。本当に「アイツは楽をしている」のか?「楽をしたくて、している」のか?と。

 

もう一つ、別の話をします。

いつのことだか忘れましたが、大阪か東京の大きな駅で、足の悪そうなおばあさんに道を聞かれたことがあります。僕も大きな駅にはたまにしか行かないので、正直道がよく分かりません。なのでスマートに最短の道を提示することもできず、またおそらく今ほどに携帯も賢くなかったと思いますので、「僕も不慣れなので、一緒に行きますか?」と言って、10分ちょっと、歩き回りました。

僕は、電車で席を譲るとか、車いすの人が居たら目で追って必要に応じて助けを買って出るとか、目の前に落ちているごみをとりあえず拾うとか、そういうのが苦にならない性格なのですが、そうでなくても、この手の話で「いやアンタ損してるよ、おばあさんが自分ひとりで何とかするべきだ」なんて言う人は、居ないと思います。

要するに、目の見えない人が周囲に助けられながら生活しているのを見て「アイツは楽をしている」と思う人は、少ないんじゃないかな、と思います。

 

ここまで考えて、うちの嫁やうつ病の人に対する感想と、真逆だなぁと思いました。自分でも想像がつく弱点がある人には、無意識的に優しくなるのかな?と。

 

でも、これまた自分の経験ですが、子供の夜泣きに、マジ切れする瞬間があります。子供からすると、何か不都合があって泣いていて、たとえばのどが渇いたとか、布団がなくて寒いとか、周囲に親の気配が感じられず寂しいとか、だと思うのですが、それにしたって、気持ちよく寝ているところをいきなり起こされるのは、正直、イラっとします。

あと、これは僕の想像ですが、自分の子供が足が不自由で、車いすや周囲の人の助けなしでは生きていけないとしたときに、果たして自分はその「助け」を面倒がらずに100%提供できるか?というと、無理な気がしてなりません。どこかで「もう無理!自分で歩け!」と喧嘩になって、最悪の場合心中したりするのかなぁ…とか勝手に泣いたりするのですが、自分でも想像がつく弱点がある人に対して、常に優しさを提供できるかというと、これは聖人君子でもなければ無理なのかなぁ、と思うのです。

 

以上を整理すると、

 1.自分には想像もつかない弱点の持ち主に対しては、冷たい

 2.自分には想像がつく弱点の持ち主に対しては、優しい

 3.でも、優しさを常に提供し続ける羽目になると、どこかで破たんする

って感じですかね。

 

最近嫁と喧嘩して、どうやらこれは上記3番が原因だぞ、と思いました。

普段は「いいよ、やっとくよ」と、家事を割と引き受けます。ちょっとほこりが目立てば掃除機をかけるし、部屋がカビないようにとか、雨の日でも洗濯物がにおわないように計画的に洗濯しようとか、今は嫁さん料理中だから子供と遊ぼうとか、辛そうだから帰途でアレ買ってこようとか、無意識で考えています。それ自体は別に苦じゃないっていうか、そういう性格なんです。

でも、だんだん苦になってきて、どこかで破たんしています。それは、なぜか?

 

一つは、「いやもう物理的に疲れた」ってのが多い気はする。特に、子供が待ってくれない…というのは強く感じる。「待て!」と言いたくなる。てか割と言ってるし、子供も「すぐに!」って言い返してくる。うーん。。。

まずは、子供が大きくなるまでの辛抱かな。

 

あとは、やっぱりどこかで「専業主婦だろ家事全部やれよ」の精神が、心の奥底に眠っている。これは、なんとかしたい。「うちの嫁さんは、そういう嫁さん」ってのに、本能的に納得できればいいんだろうけど、納得したらそれはそれで、負けた気がする。社畜と同じにおいがする・・・!でもまぁ、納得じゃなくて、あきらめるべきなんだろうな。うん。

 

書いてる途中で気づいたけど、無意識に冒頭からデスマス調になってた。よっぽど他の人に聞いてほしかったんだろうな。ボクこんなにがんばってます!って。

 

自分よ、がんばってるよ。うん。やりがいの一つとして、報いも必要。自分で自分を褒めよう。

 

まとまりがないけど、自分の中ではかなり整理できたので、おしまい。